グリーンロード・あじさい公園

2004.6.1..

    

2004 June 's Aroma

香り鼻福でインターネット店と珈琲の香店同時発信です。
今月の香り


* 〜,'* 2004年 / みなづき / 第99号 * 〜,'*

東京・小平発 永田珈琲倶楽部の「かほり電車」は、ゆったりとした『時空』を今月も皆様のもとへお届けいたします。
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つゆまじかです。  みなづき






 マリーバを主役とした
今月のかおりは  花つゆのかおり です。
酸味もやさしくまろやか。
香り高くすっきりもさわやかブレンドに仕上りました。

説明文 マリーバの説明

幾度か「オーストラリアマリーバ」をその年ごとの味で(農作物ですので、年度ごとにやはり味わい変わります)ご提供させて頂き、毎回ご好評でした。
優しい味わいがいいのかもしれませんね。
今月はマリーバをベースに、普通なら考えつかない豆との組み合わせに チャレンジ、中煎りでやきあげました。
「花つゆの香り」にふさわしい味わいになったでしょうか・・・?

−工房より・・・

◆◇◆◇◆「珈琲」◆◇◆◇◆

*▼▼▼ 永田珈琲より 04 水無月の風信 ▼▼▼* 
・・・・・・・・・・・・・
皆皆様には御機嫌よろしう
暑冷さだまらず、
うまれたてのほやほやみたいな
臺風が五月からおいでなすつたり
せめてせめて、梅雨くらゐきちんと來とくれよと
てりてり坊やをさかさまに掛けてみたり・・・・・・
先年梅雨いり時分、或仲間の方丈の茶室に雨漏り
ーハハハ、五月のミルぢやなくて
六月の漏る、だね、これあ。
などと冷やかしたら
ーさうよ、ルイ・マルどころか
わい、こまる、だよ全く。
と逆捩ぢを喰つた案配・・・
そのときは聖歌の古樂譜の斷簡を其奴が
表装に出したのが出來て其のお披露目の・・雨。
簡樸な床間に向掛された軸仕立だが
もはや曲がクレドなのかディエスイラェだか
判ぜぬものながら、古風な四線譜と角い音符とを
愛らしい花や獸のアラベスクがとりかこむ・・・
失はれた部分はまことに惜しいが眺めてゐると、何やら
木地手桶におちて部屋に韻く雨音もゆかしく
コントラテノオルの清雅が聞こえるやうな・・・
と、すこし肩を濡らしてー菫にはもう遅い、
時計草では陳套だから、十藥(どくだみ)を剪つてきた、
基督の架下に俯いて咲いたといふ菫、その荊冠に似せて開く
一名受難花(パッシオンフラワア)時計草、
孰れも「つきすぎ」だ、しかし十藥
これは葉は青にふかく染まる心臓、の形、
花は眞白の十字・・・清冽な基督の俤を僕は見る。
ね、この軸にこの花の見立はなかなかだらう
・・・とひとり悦にいつて花入を探すを頃合
わたくしは手土産の入梅鰯を、さて、たたきにせうか
と立つが、ゆくりなくこゑがかかる、ーつゆ冷えだから、
けふは、つみいれのお露にしてもらませう
平成甲申歳水無月好日      寺崎郷拜


 by 永田珈琲店店長

♯♭♪ ▲▲▲▲▲   ▲▲▲▲▲ ♪♭♯
永田珈琲店におたよりが届きました。

■ 永田珈琲 御中
"
はろばろと八十路を歩くに要るものは

鯉吹き流しの朋友に

少々の銭

"
珈琲のの素晴しい味と香りもさることながら、
一個の燐寸もらいたいが為に、時折永田珈琲を
訪ねる客が東京の外れにいることは不思議だろうか。

一年に一度、亡き母校の恩師の墓前に額く為に
有志数人が小平墓地に集る。
墓前祭の後は決って誰一人欠けることなく永田珈琲
にくり込み更らに恩師の昔話に一刻を過すのが恒例
になっている。

私は紫煙をくゆらすのに永田珈琲のあの燐寸を使う。

今時、なんという昔風なそしてモダンでなつかしい燐寸
であろうか。
戦争に明け暮れした昭和、苦しかった昭和、貴店の
マッチはマッチ一本でも大事にと教わった頃のあの
マッチである。

夜書に親しみ一本を吸うタバコは旨い。
然し永田珈琲のマッチが傍らになくてはならない。

遅い夜の風呂上がりの冷酒、つまみの箸を休め
一服するにライターはお呼びでない。
つまみの皿の上にあの永田珈琲の燐寸がある。
もう残りもあまりない、大事に使わねば・・・・・・

空になっても掌に残るあのゴツゴツした量感は
失いたくない。

NAGATA COFFEE and the MATCH
は私の昭和をいつくしむ大切な小道具である。

コマシアル風に申さば
「永田マッチありがとう、いいマッチです」

調布市
幅 舘 様

●● ・・今月のお便り。日々かおり便り・・・ ●●
by 珈琲の香 店長


店内版

店内版

■台風一過 涼しい夜
いつも深煎り珈琲をお求めになるお客様。初めて、浅煎り
「木の香り」を召し上がり・・・ 眠れず一度起き、お酒がないと
眠れないような状態でした、と。「味はまろやか」とのご感想。
(実は実験台になって頂きました!
 とても敏感な方なのでどのくらい影響があるのか興味がわき、頼んでしまいました)
ご存じですか?見た目は薄い色の浅煎りの方が、生豆に近いので成分が沢山含まれているんですよ。カフェインもたっぷり!
濃い色で味は苦みが強いけれど、深煎り「ルネの香り」「マンデリン」などは成分が少な目です。
ですからカフェインも少な目。
例えば、朝は浅煎りでシャキッと、夜は深煎りでやさしく・・・

■急な寒さの一日 
風邪などひいていませんか?
お2人連れ、離れました、込み入った事情、悩んでいる方、幸せ一杯、毎日様々な方と接します。人間てこんなにも、一人一人違う。

■雨。静かな一日
こういう日に自分でもお客様としてきてみたい。
佐賀県有田市より、筒井辰也さんがいらしてくださいました。
素朴さ、優しそうな、貫禄のあるおおらかな雰囲気。そんな言葉の数々がぴったりな素敵な方です。
当店の青白磁カップの作家の方−有田市在住

■5月10日  M.
深夜、外は冷たい雨が降り続いています。
この雨で木々の新緑若葉が五月雨をずっしり含んでいます。
その景色を「グリーンロード」を歩きながら見ますと、傘に触れるくらいたわわに下にたれてまして、とても幻想的な雰囲気の中、
歩いて行けます。
本当に「グリーンロード」はいろいろな顔を見せてくれます。

■雨もまた、楽し・・・
ご存じでしたか?永田珈琲倶楽部(永田珈琲・ぽえむ・珈琲の香)では、雨が降っているとお帰りの際に「雨の日券」をお渡しします。
ささやかではありますが、御飲食・売店、何でも20円割引、
3店舗共通で、いつでも(晴れていても!)、一度に何枚でも、しかも無期限でお使い頂けます。
ご利用率はとても高く、本当に小さな還元ですが、皆様楽しんで使われているのをみると 雨もまた良いものです・・・・

■5月11日  M
おはようございます。 今日は空も空気も木々も鳥たちの声も、みんなみんな気持ちいいです。
五月晴れです。

今月の絵本

■光の旅 かげの旅


アン ジョナス  訳 内海まお

美しい絵本。
見た瞬間、「・・・!」と思って(こういう時わたしは目がぐわっとなり横のものが見えなくなって口が開きます。客観的に見ると怖いなぁ・・・)手に取り、焦ってページを開きました。
2枚ほどめくり、あまりのもったいなさにその場で読むことができず、丁寧に家にもちかえりました。
白と黒・という配色がとてもすきです。
どうしてこういうことを考えつくのか。
好きなのは夜空一面キラキラしている絵だけれど、(これは白黒のたまものでしょう) 絶句したのは、@映画館→Aレストランのところ!レストラン、塩こしょうもあって人もいる!!何度もなんども本をぐるんぐるんまわしてしまった。すごーいすごい、
もう大興奮!本を逆さまにする、その行為も凄く新鮮。

■たいせつなこと

マーガレット・ワイズ・ブラウン さく 
レナード・ワイスガード え 
うちだややこ やく

絵にひかれ、選んでみました。
きっとこの本を好きな方は
沢山いらっしゃるのではないでしょうか・・・?
この文を綴った日は 雨が降っています。
雨のページにありました。 輝くということが。
まわりのあらゆる生き物が輝くということは、そうか、
人間だって雨で輝く!
雨が降った数だけ輝くということ。

☆これまでの『今月の香り』の状況です☆
2003年
6月 ガヨマウンテン
7月は 雲南珈琲
8月は タンザニア ブルカ エステート
9月  ブルンディ ゴマ
10月 モンテカルロス
11月 ドミニカ・ブラックパール
12月は ともしびの香り
2004年
1月は バリアラビカ・神山
2月は ゆめ カフェ・マロン
3月は 
The カフェインレス
4月は 農ザンビア・テラノーバ
5月は 農園の風 です
↑⇒ 以上のようにこれまでお楽しみ頂きました
6月は 
花つゆの香り です
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☆永田珈琲店内展       
 欅会 三浦一夫 写真展  
☆ぽえむ店内展
 月替り絵画
☆珈琲の香り店内展
ザン・ボン・ビン 常設展示




   ====  2004年6月1日 第99号  END  ===
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